花と温泉

まだまだ花見は続く。

多摩サイ⇒浅川⇒高尾

淡々と走って高尾の多摩森林科学園へ。
初めて行ったけれど、これは素晴らしい。いろんな桜が咲き誇っていたが、ちょうど八重桜の類が満開で、谷を吹き渡る風に乗って花びらが舞い散る様はとてもきれいだった。
ただし座って桜を眺めるには向かない。花の下に寝転がるのが好きな私にはちょっと物足りないが、花の見事さはそれを補って余りある。

陣馬街道⇒和田峠

夕焼け小焼けのあたりまで行ってみようか、ということで陣馬街道を登る。ところどころに枝垂桜が咲いている。
で、夕焼け小焼けまできたところで3時半。最初は睦橋まで戻って石川酒造でビールでも、と思っていたが、あと数キロ登って和田峠を越えれば藤野に降りて温泉に入れる。ということで和田峠を越えることにする。
大学の新歓ランらしき集団とやたらにすれ違う。陣馬高原下のバス停からちょっと登ったところで膝をひどくすりむいた上額から流血しているお兄ちゃんがいて、7、8人で介抱していたが、大丈夫だっただろうか?
しばらく登ったところでまたもや腰痛発生。どう見ても15%はありそうな坂に萎えつつしばらく自転車を押す。
なんとか頂上に立ったときにはかなり気温が低く、飯も食わずにダウンヒルへ。ヤマザクラが5分咲きくらいだった。

藤野

R20まで降りると14℃とか言っていて、結構気温が下がっている。ということは峠では10度を切っていたかも。東尾垂の湯へ登り基調の道を走る。案内の看板はあるもののいっこうにそれらしい建物が見えてこないので少々戸惑ったが何とか到着。
温泉はかけ流し。露天風呂はちょっとぬるめだがお湯の出口のところはそれなりに熱く、浴槽の中に温度勾配ができていることがわかる。向こうの山並みが暮れていく様子を眺めながら露天風呂を堪能。背筋を伸ばしたら腰痛も軽くなった。
露天も内湯もちょっと狭い感じだが、今度の連休の後に増改築するという話なので、12月の営業再開のときにまた来ようと思う。
後は藤野から輪行して帰る。途中サイクルコンピュータが動作していなかったが70kmくらい。