車両トラブル

ドアが閉まって今まさに東小金井駅を発車しようとした電車のドアがいきなり開いた。?? と思っていたら前の電車で車両トラブルがあったらしい。最初よくわからなかったが、武蔵境駅でお客さんのリュックサックの紐が戸袋に挟まってしまったという話。新型の E233 系は前の 201 系と違って戸袋の隙間が狭い感じなので、物が挟まると取り出すのは確かに難しそうだ。その後のアナウンスを聞いていると、「取り除く作業を行っております」とか「カッターで切断の作業を行っております」ということだったのだが、結局取り除くことができなかったらしい。前の電車、客を全員降ろして運休にするという。やっぱりそういうオチかよ。
そうなると次の電車に前の電車の客が乗ってくることは必然。30 分近くかかって運転再開して武蔵境に着いたら恐ろしい勢いで人が乗ってきた。反対側のドアの側に立っていたのであんまり押されることはなかったが、三鷹で乗り換えるときが大変だった。「荷物を挟まれないようご協力をお願いします」というアナウンスに思わず失笑する。
それにしても可哀想なのは荷物が挟まった当人だ。カバンは切断され(たんだろう、結局のところ)、電車は止まり、何万人かの通勤通学の足を奪ったわけだ。