相模湖〜雛鶴峠〜禾生〜二十曲峠〜河口湖〜山伏峠〜道志道〜藤野

連休最終日、河原湯温泉自走という話もあったのだがちょっと遠いので富士山でも拝んでこようということにした。
立川から乗ったホリデー快速は特急型車両だった。込んでいて座れそうにないのでデッキで立つ。まあ相模湖までなのでそれほど苦でもない。
自転車を組み立てて相模湖の駅から R20 経由で秋山みちへ。桐の花があちこちで咲いている。もうそんな季節なんだな。途中ローディに抜かれたが饅頭屋のところで休憩しているところに追いついた。そのまま走って峠までリードを保てるかと思ったが峠の手前で再び抜かれて orz
峠を駆け下りて禾生の山本うどんで昼飯。Y はここのうどんが大好物で、峠を下りながら頭の中はうどんでいっぱいだったらしい。
腹が満ちたところで R139 から鹿留林道に入る。きわめて快調。三年前に来たときは相当苦しんだものだが、記憶していたよりは楽に登れた。まあ途中のダートは先日長野でも登ったしな。尾根筋を巻く道に出る直前の 2,3km はちょっと勾配がきつかったが何とか登りきった。
二十曲峠はヤマザクラオオシマザクラが満開。素晴らしい眺めだが肝心の富士山は中腹から山頂にかけて雲に覆われていたのが残念。薄皮ピーナッツパンで補給して水を汲んで河口湖に下る。
河口湖北岸の道は思い切りアゲインストの風で苦労したが富士山の眺めがよくなってきた。どうも西側のほうにずっと雲がかかっていたらしく、北に回り込むにつれて雲が切れてきたようだ。湖岸から見る富士もまた格別。
山伏峠まで少し登り、ここからは両国橋まで延々下り基調。さすがに連休最終日だけあって車とバイクが多いのだが、快適に下っていくことができた。路面もあまり荒れていないので衝撃も少ない。道志みちは八重桜が咲いていた。秋山側よりは道志側の方が春の訪れは遅いらしい。標高が高いから当たり前ではあるが。
両国橋を過ぎ、藤野まで県道を北上。ここの登り返しも比較的楽に登れたが、相模湖を渡って最後の駅までの登りが一番きつい。藤野ではあそこが一番きついよねぇ、と Y と意見の一致を見た。駅前の店でパンを買って輪行して帰宅。
先日の長野ツアーでも思ったが、以前より坂が楽に登れるようになったと感じる。あとギアが一枚あれば、と感じたことが多いが、今は 39-27 があれば大抵の坂は登れる(って自慢にも何にもならないが)。よく言われるとおり、機材を 1kg 減らすよりは体重を 1kg 減らす方が効果が高い、というのは真理だが、1kg どころじゃなくて(UCI 規定の)自転車一台分体重が落ちたんだから坂が登れるようになるのも当たり前だ。