パンク修理を手伝う

洗い物をしていたら Y が帰ってきていきなりフロアポンプを外に持っていこうとする。何事かと思って聞いてみたところ、家の近くの玉川上水沿いの道でで自転車を引っ張っている人がいて、事情を聴いてみたら前後輪ともパンクしていたという話。台所仕事は後回しにして修理を手伝うことにする。見たところ自転車も新しいし(パーツは 9 速ティアグラがメインだったので数年前の型落ちかしらん)、最近乗り始めた初心者という感じ。
前輪のタイヤのビードが硬くて外すのに苦労したが、パナのタイヤレバーとクランクブラザーズのレバーを併用して何とか外した。暗い中目を凝らしてみると二か所小さな穴が開いていたのでスネークバイトらしい。スネークバイト? という表情だったので、空気圧が足りなくてリム打ってパンクしたんだよ、と説明。一応タイヤも見てみたが真新しくてトレッドには傷一つ付いていない。パッチを張るのにちょっと手間取ったがとりあえず大丈夫そう。後輪も二か所穴が開いていてスネークバイトだった様子。
訊いてみたら家が上井草のあたりなので押して帰るつもりだったらしいが、それじゃ 15km 近くあるから大変だ。玉川上水沿いには三鷹まで行かないと自転車屋がほとんどないので、花小金井まで押して行ってゴミ袋輪行という手はあるけれどそれはそれで大変だ。とりあえずお役に立てたようでなにより。
修理が終わって、お礼を云々と言い出すので、「誰か困った人を見かけたら助けてあげればそれでいいから」といって送り出す。世の中回り持ち、お互いさまだ。無事帰り着けたらいいんだけれど。