グイン・サーガ

サイコドクターさんのところから。100巻目の出版に関連して。

1600万文字ということは、つまりは32MBということになる。26年かけて書かれたグイン・サーガ100巻分が、小さなフラッシュメモリ1つに収まってしまうわけだ。なんとも儚い気もする。逆に言えば、小説ってのは、写真や音楽よりはるかに小さなバイト数で、豊かな世界を生み出せる圧縮率の高いメディアということにもなるのだけれど。

俳句はわずか30バイトそこそこで(以下略)。山頭火なら句によっては15バイトしないで済むな(eg.「鉄鉢の中へも霰」)。
それはともかく、アレはここ何年か新しい巻が出るごとにあとがきだけを立ち読みすることにしているが(本体を買ってすべて読むだけの気力と体力はない)、あとがきだけまとめて文庫にしてくれたら買うかもしれない。