ツーリング

本当なら周回コースで峠をいくつか登るつもりだったが、今年は豪雪のため例年より雪が多いとのことで(実際昨日のことで懲りた)、雪のなさそうな檜枝岐へ行くことに。

前沢集落

築100年以上という曲家の集落が途中にあるので寄ってみることにする。どの家も茅葺きで昔ながらのたたずまいになっている。美味そうな豆腐屋があった。
"L-shaped old-fashioned houses" と標識に書いてあったのを読んだY、「え、曲家ってそういう意味なの?これまで誤解してた」だと。L字の短いほうの直線部が厩になってるのが曲家なんだが。
民俗資料館をみたら巨大な男性が天井から吊ってあったが、気づく人少ないだろうな。Yも一瞬見ただけではなにやらわからなかったらしい。

檜枝岐路

基本的に国道なので除雪はされているが、まだ積雪のあるところは通行止めらしいので行けるところまで行くことに。
途中美味そうな水が湧いているところがあり、わさび田になっている。ちょっと飲んでみたら実に美味かったので水を補給。
檜枝岐村に入るスノーシェッドの脇にミズバショウが咲いている。実物を見るのは初めて。尾瀬だと6月なのにふもとだと4月末には咲いてるわけだが、このあたりは東京の感覚だとまだ3月下旬だったりする。
途中の公園で昼食にする。例によってコーヒーを沸かしていると対岸のミニ尾瀬公園からカモシカが川を渡りにきたが引き返していった。そこここに人はいたが、気づいたのはぼくらだけじゃなかったかな。
さらに走っていくが、燧ケ岳を望む七入の駐車場のところで通行止め。雪崩の危険があって入れないとのこと。写真を撮って引き返す。
せっかくなので温泉に入って宿に戻ることに。風呂に入るつもりはなかったので風呂道具は持ってきていなかったが、JAでタオルを調達して温泉「駒の湯」に浸かる。循環らしいが、すぐそばに川のある露天風呂があり、風情があった。
後は来た道を戻るだけ。川は雪解け水で明らかに午前中より増水している。

パンク発生

檜枝岐川から分かれる交差点のところで再びおにぎりを食って出発…と思ったらYの自転車の後輪がパンクしている。調べてみると何か尖ったものを拾ったらしい。タイヤ自体も傷んでいるが、どうもそれとは別。
バルビエリのCO2バルブを初めて使ったがなかなか具合がよい。一発でタイヤに空気(実際には二酸化炭素だが…)が入るのはとても便利。

開花

村の小学校の桜がほころんでいた。朝はまだつぼみだったのだが。昨日今日と暖かかったためだろう。例年よりもかなり遅いらしいが、開花のペースは今年の東京同様早そう。

混浴

飯を食って風呂へ。今度は混浴の共同浴場をチョイス。川っぺりに立つ小さな小屋のようなところだったが、川に面していて非常に趣がある。先客がちょうどいなくなったところでYと二人で入る。…すると男性客が一人やってきた。入りづらそうにしていたがどうぞと誘って入っていただいた。