ラグビー: TOSHIBAスーパーカップ

JPN 10-15 CAN
うーん悔しい。
ディフェンスは体を張ってよく守っていた。2トライに抑えたのは立派だと言っていい。それなりにボールもキープできていた。それでも勝てなかったのは攻め切れなかったということなんだろう。
ボールをもっと左右に動かせていたら展開は違っていたかな、と思う。カナダのディフェンスは確かに良かったが、それでももっと積極的に攻める必要があったんじゃないか。ちょっとプレーが軽いというか、ちょっと安易にボールを蹴りすぎている気がした。蹴ってボールが取れるならいいんだが、カナダは日本の嫌いな走ってつなぐプレーができるチームだから、かえってカウンターを食らうリスクが高い。
ラインアウトは勝負どころで2本ミスがあり、流れを断ち切る形になってしまったのが残念。
でも一番の問題はFWが走り負けていたことじゃないか。ポイントへの寄りが遅くて、球がきれいに出ない。サポートの枚数が足りずにボールキャリアーが絡まれて、反則したりターンオーバーを食らったりする。

気温が上がってカナダが走れなくなれば日本の勝ち、と読んでいたが(前の試合と同じですな)、今回は逆に日本が走れなくなって負けた、というところじゃないだろうか。

しかし最後、皆もう1プレーあると思ってたのにゴールが決まったところでノーサイドの笛。ちょっと不完全燃焼な感じだった。