料理本

殊能将之氏のところから:

「おしゃれイズム」(10/15放送)情報によると、所ジョージ家では料理にいっさい砂糖を使わず、糖分はあんこの和菓子で摂取するらしい。

家庭で普通にご飯を作るのに砂糖が必要な局面はほとんどないと思うので、うちでも砂糖はまず使わない。寿司飯にさえ砂糖は使わないし。
甘いものは嫌いじゃないが、たまにケーキやらプリンを買ったり食いに行ったりするくらいなもんだ。

ふと気になって、『芳賀文子のブンブーンクッキング 所ジョージさんちの食卓』(マガジンハウス)を検索してみたら、ユーザーコメントで「分量が書いてない」と不満を漏らしている人が多かった。
わたしは料理研究家になれないな。分量なんて量ったことがないどころか、計量スプーンのたぐいも持っていない。家庭料理はつくるたびにブレがあったほうが楽しいっすよ。

それにしても、皆さん、途中で味見しないんですか?

これも同感。味付けくらい味見して決めましょうよ。
わたしも料理本は結構買っているが、大抵の場合、レシピで分量の表記はあって困るもんでもないがなくても構わない。料理はお菓子作りとは違うので、実際のところ大さじ何杯式の料理本はあんまり使い物にならない。味がぴたりと決まるかどうかというのは時によっては醤油一滴、塩一つまみとかの勝負だから、小さじ 1/2 とか 1/4 なんていう感覚はかえって邪魔になると思う。