世界選手権ロード男子

ご飯を作りながらちらちらと眺めていた。最終周回、最後の登りでまず Bettini が仕掛けた。この逃げは下りに入って一旦はつぶされた。その後何人か逃げてはつぶされ、という展開で集団ゴールへ突入、McEwen が来るか Hushovd が来るか…と思われた最後のコーナーの手前、Valverde ら 4 人がするっと前に出た。スプリント勝負、Zabel が先行したが、その左から必死に Bettini がもがき Zabel を差してゴール。
完全にスプリンターが狙える展開のはずだったが、集団に一瞬の隙が出た。これをうまく突いた Bettini歓喜のゴール。一方最後までついてきていた McEwen は集団の頭を取ったがハンドルを叩いて悔しがる。
スプリンターたちにとっては悔いの残るレースだったと思う。一方イタリアはスプリンターを擁するチームをうまく分断できたんじゃなかろうか。
アルカンシェルに袖を通して国歌を大声で歌う Bettini、実によかった。いやぁこれが世界選手権なんだね。