IRB パシフィックネーションズカップ Round 1

JPN 15-30 FIJ
勝てる試合を落とした。ほんとうにもったいない。
フリースペースを多く与えてはいけない相手にスペースを与えるとこうなってしまうという好例。不用意なキックからのカウンターにはほんとに気をつけないといけない。前半は割と相手に近い間合いでコンタクトできたのでよかったが、後半は相手を自由に走らせてしまった。
遠藤のボールの追い方は確かに良くなかった。ああいうところなら外に押し出すように追わないとダメだろう。ついでに言うと遠藤はもうすこし球離れがいいといいんだけどな。無理に自分だけで持ち込もうとせずにフォロワーに任せるところがあってもいい。むしろその次以降のフェーズに対応できるようなプレーができるようになってほしい。極端な話、自分で持ち込むのは最後の最後、トライを取るところだけでも十分なくらいだ。

相手もミスは多かったのだが、これをほとんど味方のチャンスに変えられなかったのも残念。CAB 戦もそうだったが、相手がファンブルしたボールが手につかずダブルノックオン、などというケースが極めて多い。逆に日本はミスから大きくゲインされたりトライに結び付けられたりしている。相手がミスをした瞬間に全員で速攻を仕掛けられるようなチームにならないとワールドカップで勝つことは難しいだろう。