RWC: 日本-カナダ

JPN 12-12 CAN
最後まで胃の痛くなるような展開。大西、あの角度からよく決めたなぁ。
結局今回も勝てなかったのが残念。
日本はスクラムのプレッシャーを跳ね返せなかったのが痛い。ラインアウトはよかったのだが、スクラムからの球出しが悪かったのが攻撃のテンポに結びつかなかったきらいがある。
とはいえ SH に金選手が入ってからはセットプレーからも密集からもテンポがよくなり、スピーディな球出しから左右に散らして前に出られるようになった。最初からこんなプレーができていれば大分展開は違っていたと思う。金選手はまっすぐ伸びるボールを放れるのがいいね。
ロビンスのタッチキックもなぁ。もう少し距離を稼げないと展開が苦しくなる。次のラインアウトがハーフウェイ近くになるか 22m 近辺になるかで余裕が違ってくる。キックに関してはカナダのほうが正直上手かった。
遠藤はやっぱり大した選手だ。トップスピードはもっと速い選手がいるが、自分から当たっていって相手を蹴散らす力がある。そしてマキリ。しぶといハードタックルを何度も相手に浴びせ、攻撃のテンポを下げていた。

怪我人が続出してベストなメンバーが組めなかったのが本当に悔やまれる。ワールドカップが終わるとがくんと力が落ちるのがこれまでの日本代表だが、来年末までは JK で行くらしいので、今回の経験を生かしてさらにいいチームを作って欲しい。春以降ディフェンスは相当向上したので、今度はアタックに本腰をいれてもらいたい。