オリンピック最終日

マラソン。あれだけの上げ下げをやられたらついて行ける選手いないわな。マラソンもトラック競技の延長になってきた感じだ。いよいよ日本は厳しい。
日本の金メダルは結局 9 個で世界 8 位。当初の予想とほぼぴったり。体操で一つくらいは欲しかったし柔道ももう少し上積みはできたはず。マイナー競技でサプライズの金メダルがなかったのがちょっとさびしい。さびしいと言えば個人競技で初出場での金メダルが少なかったこと。連覇の金メダルというのはそれはそれで偉業なのだが、次を考えるとかなり厳しい。結局この 4 年間はアテネの遺産で何とか保ったようなもんだ。2016 年が東京に決まったなら次のロンドンはかなりがんばらないといけなさそうだ。特に陸上の不振は目を覆わんばかりで、最後にリレーで銅メダルを取ってくれたからいいものの、個人種目で決勝進出者がいなかったのはきわめて残念。
まあ昔に比べると選手がピークを保てる期間は短くなってきているので、4 年に一度のオリンピックにピークを持ってくるのはかなり難しくなってきているように思う(し、それに加えて男女マラソンのように大会直前の調整の問題というのもある)。それでもメダルを狙うというなら選手層を厚くすること以外に方策はない。