単位系

平林さんのところで紹介されていた計算ソフト sf の作者のページから:
解りにくい MKSA 単位系となった経緯

MSKA 単位系は捻くれた単位系です。MKSA 単位系は Maxwell 方程式を理解したあとに、やっと正しく理解できる単位系です。MKSA 単位系は、電磁気学を学ぶためには不適切な単位系です。

MKSA 単位系には Volt も基本単位として入れるべきという主張と理解していいのかな。
ふーむ、確かに回路設計の立場からすると抵抗の単位は [Volt/Ampere] のほうが直感的で(つか、オームの法則そのものだもんね)、MKSA 単位系だと [m Kg s^-3 A^-2]なんて形になってしまう。なんで長さとか重さが出てくるの? というのは素朴な疑問(定義の中に力が出てくるんだから当然といえば当然なんだろうけど)。
cf. 計量単位令

4 電流 アンペア 真空中に1メートルの間隔で平行に置かれた無限に小さい円形の断面を有する無限に長い2本の直線状導体のそれぞれを流れ、これらの導体の1メートルにつき千万分の2ニュートンの力を及ぼし合う直流の電流又はこれで定義したアンペアで表した瞬時値の二乗の一周期平均の平方根が一である交流の電流
36 電圧 ボルト 1アンペアの直流の電流が流れる導体の2点間において消費される電力が1ワットであるときのその2点間の直流の電圧又は1アンペアの交流の電流が流れる導体の2点間において消費される電力の一周期平均が1ワットであるときのその2点間の交流の電圧