営業ものがたり

帰りがけに東京駅の本屋で買ってきた。営業ものがたり
浦沢直樹との対談が可笑しい。自虐ネタ・お下劣ネタで引っ張っておいて「うつくしい のはら」みたいな作品を挟むところがサイバラらしいところなんでしょう。Y に言わせると、「売れてないはずないのにどうしてあんなに営業するの?」ということになるんだが、まぁそれが芸風だからねぇ。
それにしても「うつくしい のはら」は凄い。西原理恵子が人生の中で見てきたことをたった 12 ページの中に全て凝縮して描き切っている。そういう意味でものすごく元手のかかった作品だと思う。
マンガでこれほどの衝撃を受けたのは岡崎京子の「リバーズ・エッジ」以来かもしれない。そういえばあれも死体が重要な役割を果たしている作品だ。