秩父〜三峰口〜八丁峠〜秩父

下界は暑くなりそうだということで Y と二人秩父の涼しい山のほうに退避することにする。
昨日の残り物を食べて出発。今日は余裕を持って電車に乗ることができた。所沢から直通の快速特急横瀬まで。駅に降り立ったのは 9 時前だがもう既に暑い。前途多難を予感させる。
途中で水を汲んでまずは三峰口まで。輪行のグループが自転車を組み立てていた。近くの店でカレーを食べて出たらまだ出発の準備をしている。何でそんなに時間がかかるんだ?
R140 のループ橋を経由して滝沢ダムでコーラを買い休憩。更に進んで右に折れて中津峡へ。川沿いの狭い荒れた道をゆっくり登っていく。ちょっと雲がかかっていたが日差しが強い。しかし日陰は風が通って気持ちがいい。
雁掛トンネルを越えると日窒鉱山の脇を通って金山志賀坂林道を登っていくことになる。ここまでは比較的楽だったが、傾斜がきつくなってくるにつれて背中から腰、お尻のあたりまでが痛くなってきた。平均は 7、8% くらいだろうが、たぶん部分的には 10% を越えるところも少なくなかったと思う。途中で何回か止まりつつじわじわと登っていったが、大臀筋に乳酸が溜まってきた感じで足が回らない。止まって Y に腰を叩いてもらってさて走り出したらトンネルが見えてきた。これで登りはおしまい。なーんだ、ということでご飯にする。寒くもなく暑くもなく、という感じで時折風が吹いて気持ちいい。トンネルの入口脇には山吹が咲いていた。
後は小鹿野まで延々と下りになるのでウィンドブレーカーを着る。八丁トンネルの中はまったく灯りがないので LED ライトをつけたがまったく使い物にならない。向こうに見えている出口の光を頼りにやっとのことでトンネルを抜け出た。
ゴールデンウィークのときにも書いたように最近下りが下手になった気がしていたが、昨日読んだ自転車雑誌の記事を参考に外側の足への荷重に気をつけてみたところ、けっこう楽に下りをこなすことができた気がする。とはいえ林道は落石と浮き砂が多く、あんまりスピードを出すとパンクやスリップを起こしかねないのでスピードは抑え気味に。
志賀坂峠で一旦止まって R299 を再び下っていく。去年の秋にも来たが、車は少なく舗装もよく交差点も少ないので大変素晴らしい下り心地。サヴォルデッリもかくやという感じのコーナリングで(←嘘) 下っていった。…のはいいのだが、下っていくにつれて気温が高くなってきたので途中でウィンドブレーカーを脱ぐ。さらに秩父盆地まで降りてくると暑くてたまらなくなりコンビニでアイスを買って食べた。阿佐美冷蔵でカキ氷を食べる手もあったが時間的に厳しそうなので妥協した。
あとは温泉で汗を流し再び横瀬から輪行して帰ってきた。