野辺山〜平沢峠〜清里〜高根〜長坂〜韮崎

先週に引き続き Y と遠出。6 時過ぎに家を出て野辺山まで 4 時間かけて輪行してコンビニでおにぎりを買って出発。さすがに 1000m を超えているこのあたりだとだいぶ紅葉が進んでいるようだ。
野辺山の電波天文台の脇を取ってまず最初に平沢峠に向かう。小さなつづら折りを 3, 4 回こなし、頂上にたどり着くといきなり紅葉の八ヶ岳が目の前に広がった。なんという光景。八ヶ岳の全容が視野に入りきらないほどのスケール。28mm 相当のデジカメのレンズでもフレームアウトしてしまう。峠から少し歩くと獅子岩という溶岩の岩があって、ここからは電波天文台もよく見える。なんでもここはナウマン博士がフォッサマグナの構造を思いついたところらしい。確かに左手は鳳凰三山から北岳甲斐駒ヶ岳南アルプスの山が連なっている。ここは本州の分水嶺でもあって、尾根を分けて西側に水が流れれば富士川水系、東に流れれば信濃川水系ということになる。
おにぎりを食べて一旦清里に降りる。昔は有料道路だった県道 28 号線を途中まで降りて紅葉を眺めたが、さらに下ってしまうとまた昇り返す羽目になるので途中で清里に戻る。クリスタルライン経由でみずがき山の方に行くつもりだったが、Y があまり調子が良くないようなので海岸寺経由で下っていくことにした。途中の農産物即売所でブロッコリを買い、南下する。
一旦須玉川を渡って国道に出たが、結構な登りを強いられた。もう少し南下してからでも良かったかもしれない。
しばらく県道を西進していくと富士山も見えてきた。長坂のコンビニで八ヶ岳を眺めつつ肉まんを食った後韮崎に向かう。南下するにつれて富士山が大きく見えるようになってくる。いつも思うが富士山は静岡からより山梨から見た方が均整がとれて美しい気がする。
4 時半前に韮崎旭温泉着。春の桜ラン以来になるのかな。いつものようにぬるめだが炭酸の泡が気持ちいい。温まったところで韮崎の駅に向かう。春に寄ったパン屋がうまかったので再び寄ってみたらパンが半額になっていたのでこれ幸いと買い込み電車に乗る。結局 60km くらいしか走れなかったが結構疲れた。
乗ってから気づいたが電車は甲府乗り換えではなく大月行きだった。甲府に着くまで二人ともこのことに気付かず、甲府の乗り換えがどうなるか心配していたのは間抜けな限り。さっそくビールを空けて韮崎で買ったパンを食べる。大きな鶏のフライが入ったチキンバーガー、かなりボリュームがあってうまかった。Y の買ったサンドイッチも上々。
後は大月で快速に乗り換えて寝て帰る。