Japan Cup 2008

4 時過ぎに起きて新小平まで走り宇都宮まで輪行する。Y から聞いていたものの、大宮の駅は大変輪行者に優しくない。
宇都宮ではジャパンカップの会場までの臨時バスに長蛇の列ができていた。輪行のお仲間も多い。プロチームのジャージを着た人をそこここで見かけた。
自転車を組み立てて会場に出発…の前に、選手の宿舎になっているホテルニューイタヤに寄ってみる。お仲間が数人いて出待ちをしている様子。外にはどこかのチームのメカニックらしい人がいて、Y の着ていたジャージに目をとめて "Paris-Roubaix?" と聞かれた。通販で買ったパリ・ルーベのコース図の入ったジャージなのだが、さすがにこういうものは気になるものらしい。
特に中に入っても問題なさそうなのでロビーに入ってみると、リクイガスブイグテレコムの自転車が立てかけてあった。Basso の自転車は特別仕様で、白地に赤い字で Bianchi のロゴが書いてあり、トップチューブには「陸尉瓦斯」と入っている。中野マッサーが知恵をつけたのかしらん。「自転車売ります」の張り紙もあり。フルカーボン、フルレコードで 43 万円とか。
選手の出発はもう少し後らしいので会場に向かうことにする。
昨日換えたタイヤは大変快調。路面の細かい凹凸による衝撃をよく吸収してくれるようで、前の Pro 2 Race のときに比べると手に伝わる振動が大分小さくなっている。転がり抵抗も少ないようで、踏んだぶんだけ滑らかに回ってくれる。踏み込んだ時に Pro 2 Race が路面の震動を「がりっ」とか「ざりっ」とかいう感じでリニアに伝えてくる感じなのと比べると Grand Prix 4000 は「ぬるっ」と回るようでシルキーな感じ。後輪はすでにこれに換えてあるのだが前輪の衝撃は直に腕に伝わってくるので違いがよくわかる。
しかし道路は路肩の余地が少なく大型車も多いので走りにくい。会場に向かうらしい車も多い。途中のコンビニで買い物してさらに進むと田野の交差点が見えてきた。自転車のお仲間がたくさんいる。食べ物もだいぶ売れてしまったに違いない。ここを右折するとレースに使われるコースを通ってそのまま会場に行けるのだが、2ch の自転車板に書いてあった情報をもとにひとつ先の交差点を右折する。こっちの方が登りが緩やかで車も少ないという話だったのだがまさにそのとおり。田園風景の中を登りともいえない登りを登っていくとわくわくする感じが募ってきた。

(あとで追記)